診療科の概要
耳鼻咽喉・頭頸部領域の疾患を広く扱いますが、特に「甲状腺外科」と「音声」を専門として診療を行っています。
長崎県下では、日本甲状腺学会専門医である内科医・外科医がともに在籍する唯一の病院(2024年4月時点)であり、内科との連携のもとで多くの甲状腺疾患例を診療しています。
音声障害に対しては、「長崎ボイスセンター」を立ち上げ、チーム医療として取り組んでいます。喉頭内視鏡、ストロボスコピー、高速度デジタル画像、音響分析などで評価し、治療として薬物療法、言語聴覚士による音声治療、手術(喉頭微細手術、局麻下の外来日帰りによる経口的喉頭内視鏡手術、喉頭枠組み手術)を行います。また、声のアンチエイジングにも取り組んでいます。
主な診療内容
- 甲状腺良性・悪性腫瘍、バセドウ病、副甲状腺腫瘍など
- 声帯ポリープ、声帯結節、声帯麻痺、機能性発声障害など
- 慢性扁桃炎・鼻中隔弯曲症などの手術
- 突発性難聴・顔面麻痺・末梢性めまい・急性扁桃炎などの入院治療
お知らせ
「日本内分泌外科学会専門医認定施設」に認定されました。(2024年3月)
手術件数など一定の要件を満たし、甲状腺・副甲状腺疾患に対する専門外科医を育成する施設として認められました。
「痙攣性発声障害に対するボツリヌス治療実施可能施設」として紹介されています。
「音声障害治療医療機関」として紹介されています。