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病理診断室

病理診断室の概要

病理診断室では、各診療科より提出された検体より病理組織標本の作製や細胞診スクリーニングを行っています。主に癌の早期発見、診断で重要な役割を担っており、細胞採取の介助から検体処理や染色、精度管理、標本の管理や保存など一連の病理・細胞検査実務を担当しています。また、医師や各科スタッフとのコミュニケーションを心がけ、迅速かつ正確な結果を提供し、チーム医療の一員として診療を支援しています。

スタッフの紹介と各種認定資格

臨床検査技師4名
 
(資格)
細胞検査士:4名
国際細胞検査士:2名
認定病理検査技師:1名
医療安全管理者:1名
特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者:1名
有機溶剤作業主任者:1名

主な検査内容

病理組織検査
・HE標本作製
・特殊染色
・免疫組織化学染色
・術中迅速組織標本作製
内視鏡検査や手術で採取された病変部の組織を顕微鏡にてその病変が良性か悪性かなどを病理医が診断するための標本作製、染色などを行っております。また、手術中に採取された組織を短時間(20分程度)で診断する「術中迅速検査」も行っております。


細胞診検査
・細胞診標本作製
・LBC標本作製
・Pap染色
・特殊染色
・スクリーニング
早期癌の発見や集団検診の一つとして行われており、子宮頸癌、肺癌などの悪性腫瘍の早期発見と死亡率低下に役立っています。
様々な種類の検体より標本を作製し、顕微鏡下で良性細胞か悪性細胞(異型細胞)かを見分けたり、良性細胞の中から少数の異型細胞を見つけ出す検査を実施しています。
当院ではすべての検体を細胞検査士2名と病理医1名でのトリプルチェックを行っております。


病理解剖
・解剖補助
・標本作製
ご遺族の承諾のもと、病気のために亡くなられたご遺体を解剖させていただき、生前に下された診断との関連や、病気がどの程度進行していたか、治療の効果など、どのようにして亡くなられたかを診断しています。

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