近畿大学医学部産科婦人科学は特定非営利活動法人 婦人科悪性腫瘍研究機構（JGOG） という多施設共同研究グループに参加しており、参加関連施設から下記情報について収集 を行っております。

　 2020 年 1 月 10 日～2020 年 12 月 31 日

　 JGOG3022「FIGO 進行期Ⅲ期-Ⅳ期の上皮性卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜癌に対する 初回治療としての標準的なプラチナ併用化学療法+ベバシズマブ同時併用に続くベバシ ズマブ単独継続投与例の前向き観察研究』に登録された症例のうち高異型度漿液性癌 と診断された患者群 220 例

　 JGOG3022 試験に参加された患者さんで登録された施設から提出された病理組織標本 からバーチャルスライドを作成し、複数の婦人科医、病理医で新しい病理組織学的細 分類による診断と予後や有害事象の検討を行います。情報を提供する際には患者氏 名，住所，参加各施設固有の番号（患者ＩＤ番号等）, 住所などの個人を特定しうる情 報は提供されません。

　 具体的に提供する診療情報は下記のとおりです。 

1)病理組織標本 

2)疾患の情報について：年齢、手術進行期 

　　　　　　　　　　　手術のときの残存腫瘍について 

　　　　　　　　　　　病理組織型 

　　　　　　　　　　　無増悪進行期間（化学療法開始から病気が増悪するまでの期間） 

　　　　　　　　　　　全生存期間（化学療法開始からの生存期間）

3)治療内容：治療した化学療法の薬剤名・コース数、

　　　　　　化学療法の有害事象（高血圧・蛋白尿）

　 近畿大学医学部産科婦人科学教室 教授 松村謙臣  

　 本研究のデータは他の臨床研究で二次利用される可能性があります。二次利用する場 合は改めて倫理委員会の審査を受け、研究対象者に情報が公開されます。 

二次利用を希望されない場合は下記連絡先へご連絡くだされば、申請された患者さん のデータを保管期間終了後直ちに破棄させて頂きます。

＊データーの保管期間 

研究終了報告日から 5 年又は研究結果の最終報告日から 3 年のいずれか遅い日まで近 畿大学医学部産科婦人科学教室医局内にて厳重に保管します。

　 この研究で得られた結果は、専門の学会や学術雑誌に発表されることもありますが、全症例 をまとめた形での発表となるため、個人情報が公になることはありません。

 また、研究計画書および研究の方法に関する資料は他の研究対象者等の個人情報及び知的財 産の保護等に支障がない範囲内に限り、入手閲覧することが可能です。研究に関してご不明の 点がございましたら、いつでも下記連絡先にお問い合わせください。

 なお、本研究は近畿大学医学部倫理審査委員会の審査を受け、近畿大学医学部長の許可を受 けて実施するものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　連絡先：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〒589-8511 大阪狭山市大野東 377-2

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　電話：072-366-0221 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内線 3215 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近畿大学医学部産科婦人科学教室 

松村 謙臣