新型コロナウイルス感染症の急拡大による
長崎医療圏の医療の非常事態について
長崎医療圏の医療の非常事態について
新型コロナウイルス感染症の変異株・オミクロン株による第6波によって、県内の感染状況が急速に拡大しております。すでに長崎市内の医療機関においては、コロナ病床確保のために一般病床を縮小するなど通常の診療に支障が出ており、予定の入院や手術の延期が余儀なくされています。また、沖縄県の状況をみても、これまでの株よりも感染力が高いオミクロン株によって医療従事者の間でも感染が広がる可能性が高く、人手不足による診療制限も強く懸念されています。
まさに今、昨年1月の第3波、4月の第4波の時に続いて、本県において3度目の医療崩壊の危機が間近に迫っていると言えます。
1.新型コロナウイルス感染症患者の急増
新型コロナウイルス感染者がこれまでにないスピードで急増しております。ここ数日連続して160人以上の患者が発生しており、直近1週間では1,000人を超える勢いです、重症の患者はまだ出ていないものの、このまま感染者が増えれば一定数重症化する患者も発生し、その中には死亡する患者も出てくると思われます。現に、中等症の患者は増えてきており、コロナ診療を主に担当している長崎市内の4病院(長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院)においても、多くの一般病床を縮小し、看護師、医師のマンパワーをコロナ診療に注力せざるをえない状態になっております。このことから、重症、緊急など命に関わる疾患を優先的に治療し、治療を待機できる場合は、入院の延期をお願いする事態も起こっています。
2.市民の皆さまへ
長崎医療圏においては、現在、医療崩壊の危機が間近に迫った危険な状況にあります。市民の皆さまにおかれましては、三密回避、エアロゾル感染対策としてこまめな換気と不織布マスクの適切な着用、入念な手洗いや手指消毒など基本的な感染防御対策の徹底を改めてお願いいたします。それらの対策に加えて、接種券が届いた方は、速やかに3回目のワクチンを接種していただき、重症化及び発症リスクの低減に努めていただきますようお願いいたします。
皆さまの適切な行動が、長崎医療圏の医療体制の維持に繋がり、救わなければならない命を救うことにもなります。何卒ご協力よろしくお願いいたします。
まさに今、昨年1月の第3波、4月の第4波の時に続いて、本県において3度目の医療崩壊の危機が間近に迫っていると言えます。
1.新型コロナウイルス感染症患者の急増
新型コロナウイルス感染者がこれまでにないスピードで急増しております。ここ数日連続して160人以上の患者が発生しており、直近1週間では1,000人を超える勢いです、重症の患者はまだ出ていないものの、このまま感染者が増えれば一定数重症化する患者も発生し、その中には死亡する患者も出てくると思われます。現に、中等症の患者は増えてきており、コロナ診療を主に担当している長崎市内の4病院(長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院)においても、多くの一般病床を縮小し、看護師、医師のマンパワーをコロナ診療に注力せざるをえない状態になっております。このことから、重症、緊急など命に関わる疾患を優先的に治療し、治療を待機できる場合は、入院の延期をお願いする事態も起こっています。
2.市民の皆さまへ
長崎医療圏においては、現在、医療崩壊の危機が間近に迫った危険な状況にあります。市民の皆さまにおかれましては、三密回避、エアロゾル感染対策としてこまめな換気と不織布マスクの適切な着用、入念な手洗いや手指消毒など基本的な感染防御対策の徹底を改めてお願いいたします。それらの対策に加えて、接種券が届いた方は、速やかに3回目のワクチンを接種していただき、重症化及び発症リスクの低減に努めていただきますようお願いいたします。
皆さまの適切な行動が、長崎医療圏の医療体制の維持に繋がり、救わなければならない命を救うことにもなります。何卒ご協力よろしくお願いいたします。
長崎大学病院 病院長 中尾 一彦
長崎みなとメディカルセンター 院長 門田 淳一
日本赤十字社 長崎原爆病院 院長 谷口 英樹
済生会長崎病院 院長 衛藤 正雄
長崎みなとメディカルセンター 院長 門田 淳一
日本赤十字社 長崎原爆病院 院長 谷口 英樹
済生会長崎病院 院長 衛藤 正雄

ご来院の際は、マスクの着用にご協力をお願いいたします。

院内では他の来院者と適度な間隔を保つよう、ご協力をお願いいたします。

入口にて、手指のアルコール消毒をお願いいたします。

発熱や咳などの症状がある方は、ご来院をお見合わせください。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。