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オーバーナイト血液透析療法

オーバーナイト血液透析療法について

こんな経験や不安はありませんか?

透析時間が足りなくて除水やリンやカリウムが残る
食事療法がつらい
家族と夕食を一緒に食べられない
近々透析と言われているが、仕事と両立できるか不安
家庭透析をするには介助者がいない
住宅の改装ができない

こんな方もいるかもしれません。
しかし、これらを解消できる可能性があります!

深夜・寝ている間に血液透析をするオーバーナイト透析なら 仕事を済ませ、夕食を自宅で終えた後に透析を受けることが可能です。

不安・悩みを抱えている方、興味をお持ちの方は、まずは担当の医師もしくは透析室スタッフまでご連絡ください。

※ 当院での受け入れ可能人数は、最大12名となっております。

オーバーナイト透析のメリット

その1 仕事との両立

通常の夜間透析では19時頃までに開始するため、仕事が残っていても退社しなければ、間に合わない事があります。

オーバーナイト透析では、22時~23時の間に病院に来て頂くので、勤務⇒帰宅後食事⇒入浴などを済ませられます。朝は6~7時に終わるので、職場によっては一旦帰宅してから出社もできます。
その2 長時間透析

4時間透析では時間当たりの心臓と体への負担が大きいため、透析中や透析後にきつくなったり、血圧が下がったりする原因の一つになります。
オーバーナイト透析では、8時間かけてゆっくり除水する事で心臓に負担がかからないため、透析中や透析後の倦怠感や血圧低下がほとんどありません。

十分な毒素除去が可能ですので、減塩と中2日のみカリウムや水分やリンに注意すれば、ほとんど食事療法は要りません。
睡眠中に透析すれば、透析時間は8時間でも実際に感じる時間は1時間程度と言われています。

その3 諸症状の軽減

長時間透析では、血圧低下による倦怠感や吐き気や足のつりが改善するのはもちろん、かゆみ・皮膚の褐色化・貧血・食欲・口喝・体力等も改善するとされています。

透析生活で大切なことは・・・

『しっかり食べて、 仕事や家事や学校でしっかり体を動かし、しっかり長い時間かけて透析すること』です。

オーバーナイト透析の条件

  1. 透析中のトラブルが少なく、安定している事
  2. 穿刺が簡単である事
  3. 人工血管については、止血操作を自分で行える方
  4. 睡眠時無呼吸のある場合治療をしていること(ほかの患者さんの睡眠を妨げないこと)
  5. 治療担当医師と面談の上許可がある事
  6. 次に示す注意点①②が守れる事

 注意点①

  • 日中と違いスタッフの数が少ないため、透析中に頻繁にトラブルが発生する方、介助が必要な方はご遠慮ください。
  • スタッフや設備等に対する個人的な要望はご遠慮ください。
  • 部屋の照明は23時すぎに消します。機材の照明は残りますので、気になる方は各自でアイマスク等を使用してください。
  • スタッフがフロア全体の空調を設定しますが、個々のご希望には添えませんので各自で掛物等を準備して調整してください。
  • 安全管理上、警報装置は日中と同じ設定で使用します。
  • いびきや音に対する対策は、耳栓等で、各自でお願いいたします。
  • 定期検査(レントゲン・心電図・血液検査)は通常の方と同様に行います。

 注意点②

  • 血圧測定は基本3回です(開始時・終了時臥位・座位)。
  • 状態確認と安全確保のため、監視モニターを設置させて頂きます。
  • 出血事故防止のため漏血センサーを使用し、また寝返りなどが出来るよう血液回路の長さを十分にとるようにします。
  • 透析中の安全のため治療条件(除水量等)には必ず従ってください。
  • 体調不良(発熱・下痢・嘔吐等)がある時は、オーバーナイト透析は行えませんので直ちに病院に連絡して下さい。昼間の透析へ変更となります。
  • 入室時のセッティングや、退室時ベッドの片づけは各自で行って下さい。
  • 安全な透析を行う上で、透析前の飲酒は禁止致します。
  • 飲酒があった場合は、今後透析をお引き受けしません。
  • 食事は透析前に済ませてきて下さい。

中止基準

  1. 看護師・技師の指示に従わない時
  2. 合併症等で安全な透析が困難になった時
  3. 自己管理が不十分であると判断された時
  4. 穿刺に苦慮する時
  5. 他人に迷惑をかける時
  6. 医師によりオーバーナイト透析が不適切と判断された時
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