なでしこプラン2010

なでしこプラン2010

計画の概要

昨今の社会経済情勢の中で、無料低額診療事業(以下、無低事業)の対象者や医療・福祉サービスにアクセスできない人々の数は、減少するどころかむしろ増加しつつあります。

本会創立の理念「施薬救療」に立ち返り、これらの人々に対する福祉の増進を図るため、無低事業とともに「済生会生活困窮者支援事業(以下、支援事業)」を積極的に展開することにいたしました。

支援事業は、無低事業の主たる対象者である被保護者等のみならず、幅広くとらえ直して、ホームレス、スラム街の居住者、刑務所からの出所者、DV被害者、在留外国人等の生活困窮者全般を対象として、本会施設の関係職員がチームを編成し、巡回診療、訪問看護、無料健康相談所の設置等、施設外に積極的に出て活動するものであります。

支援の推進を図り、より効果的なものにするため、社会福祉協議会、福祉事務所、市役所・町村役場等はもとより、それぞれの地域におけるボランティア団体、マスコミ等との連携を強化することにいたしました。

本計画は、平成22年度を初年度として実施する支援事業を、3ヵ年計画の「済生会生活困窮者支援なでしこプラン2010」としてまとめ、法人全体として推進を図るものであります。

支援事業は、支部・施設、及び本部が行うものであり、支部・施設が行う事業については、39支部(本会41支部のうち、管下施設に対象施設がない山梨、長野県支部を除く)、130施設の計202の支援事業計画をまとめたものであり、3ヵ年計画初年度の平成22年度に行う主なものは、以下の通りであります。

  1. ホームレス等に対する巡回や訪問による支援は、6施設が診療を、19施設が健康診断を、26施設が健康(医療)相談を行う。 そのほか、炊き出しや派遣村での健診等の支援、病院内での診療等、計67施設がホームレスに対する支援を行います。
  2. 失業者に対しては、12施設がハローワークでの健康相談等を行います。
  3. DV被害者に対しては、32施設が婦人相談所及び児童相談所、母子生活支援施設等と連携して、健康相談や診療を行います。
  4. 刑務所からの出所者に対しては、25施設が保護観察所及び更生保護施設と連携し、訪問や院内での診療、健康診断等を行うほか、3施設が収容中の受刑者に対して診療を行います。
  5. 在留外国人に対しては、29施設が国際交流協会等と連携し、健康診断や相談等を行います。
  6. その他、支援事業の広報活動を展開するほか、関係機関職員に支援事業や介護、医療等の研修会を行い、連携を強化することとしています。

本部が行う事業については、平成22年度予算事業「済生会生活困窮者支援総合事業」として、支援事業のガイドラインやPRパンフレットの作成、支援事業を先駆的に行って他のモデルとなる支部・施設に対する費用の補助等、支部・施設の事業遂行を促進するものであります。

なお、今後、本計画については、その実施状況等を踏まえ、毎年度計画の見直しを行います。

当病院の生活困窮者支援事業

  • 精神障害者教護施設との連携
  • 更生保護施設入所者への健診事業
  • DV被害者保護施設入所
  • 人身取引等の被害者保護施設入所者支援
  • ネグレクト被害者への支援

当病院の無料健康相談・保健教育活動

  • 長崎市民向け公開健康講座
  • 長崎東部地区住民向け健康講座

  • 初診・再診の方へ
  • 入院・お見舞いの方へ
  • 地域の方へ
  • 医療従事者・学生の方へ

広報誌:ほほえみ-最新号-

令和元年7月1日 更新!

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